受賞歴のある、GLGの社員主導型パートナープログラムでは、世界中のGLGの社員が推薦した非営利団体を対象に、GLGのリソース、有識者、チームをプロボノとして提供しています。GLGのスタッフが団体を推薦し、プロジェクトの人材を配属し、インパクトをもたらします。プロジェクトの費用はすべてGLGが負担します。
米国ファスト・カンパニー社の
「世界を変えるアイデア賞」を受賞
2021年、GLGの約300名のスタッフがパートナープログラムを活用し、
185の組織に対して600以上の専門家との対話を促進しました。
パートナープログラムを通じて実施されたプロジェクトは、以下のような多様な問題領域に取り組んでいます。
Girls Love Mailは、乳がんと診断されたばかりの女性を励ます手書きの手紙を集めて共有する、米国を拠点とするボランティア団体です。Girls Love Mailは、GLGの女性+ダイバーシティ・ネットワークからパートナープログラムに推薦され、これまでにも同団体のために手紙を書くイベントを主催したり、グローバル展開戦略に焦点を当てたプロジェクトに取り組んできました。Girls Love Mailは、ターゲットとなる国においてパートナーシップに最適な医療システム(例: 医院、病院システム、NGOなど)に関するガイダンスを必要としていました。ニュージーランドでカスタム採用されたGLGの専門家との対話の後、同社はニュージーランドでの展開を開始することにしました。すでに100通以上の手紙をニュージーランドの女性に送っています。Girls Love Mailの創設者は、「GLGの支援のおかげで、Girls Love Mailはグローバル化に成功しました!」と話しています。
Humanity Crewは、難民や危機に瀕した人々に対して、初動的にメンタルヘルスの介入を行っています。GLGは、Humanity Crewが新型コロナウイルス感染症の流行で最も影響を受けた地域やエリアにメンタルヘルスサービスの提供を拡大できるよう支援しました。Humanity Crewが災害救援ロジスティクス、潜在的なパートナー、データ収集方法に関するインサイトを深めるために、GLGは同社と大手人道支援団体の国際緊急フィールドオペレーションチームメンバーや、政府機関、国際機関、NGOへのアドバイス経験を持つ紛争および危機の専門家をつなぎました。GLGの有識者とのコンサルティングにより、Humanity Crewは拡大戦略をより的を絞った費用効果の高いものにし、新型コロナウイルス感染症の影響をよりよく考慮し、将来のミッションに向けてフィールドチームの構造を微調整することができました。
The Nesbitt Centreは香港に拠点を置く非営利団体で、職業教育やソーシャルスキルプログラムを通じて、学習障害者が自立して生活できるよう支援しています。香港のGLGのスタッフが特別な教育的ニーズを持つ子どもの親のためのサポートグループを通じてThe Nesbitt Centreを知り、パートナープログラムに推薦しました。GLGはThe Nesbitt Centreの調査アプローチのスコーピングと改善を支援し、同社とeラーニングプラットフォームに関する経験を持つ3人のGLGの有識者をつなぎました。その結果、The Nesbitt Centreの専門知識のギャップを埋め、事業拡大に向けてより前進することができました。後日、The Nesbitt CentreのエグゼクティブディレクターはGLG香港オフィスを訪れて電話会議の効果を共有し、GLGチームの取り組みに対して感謝の意を表しました。
Rainforest Partnershipは、熱帯雨林の保全と回復のために、地域社会と直接協力し、持続可能な実践に根ざした経済機会を創出する国際的な非営利団体です。Rainforest Partnershipは活動範囲を拡大し、ミッションの緊急性が増すにつれ、企業の財政支援のための契約の特定、確立、拡大に関するガイダンスを必要としていました。GLGはRainforest Partnershipsと慈善活動、環境コンサルティング、サプライチェーンの専門家5人をつなぎ、価値ある環境保護活動への寄付を希望する企業に対してどのようにアピールすればよいか、森林保護に影響を与えたいと考える企業にとってどうすれば選ばれるパートナーになれるかを理解できるよう支援しました。GLGの専門家によるガイダンスは、Rainforest Partnershipが2030年までに森林破壊ゼロという目標に向けて、企業とのインパクトのあるパートナーシップの構築を図るための効果的な計画と戦略を策定するうえで活用されました。
Step Up to Justiceは、アリゾナ州ピマ郡の低所得の個人と家族のための無料のフルサービス民事法律センターです。新型コロナウイルス感染症の大流行により、貧困にあえぐ人々への法的支援の必要性が高まっています。例えば、連邦政府や州政府の立ち退きモラトリアム政策が終了し、多くの家族が地主と家賃の支払いをめぐって訴訟に巻き込まれていますが、彼らの権利に関する情報源や代理人にアクセスすることができません。GLGはStep Up to Justiceと専門家をつなぎ、同社のサービスの認知度向上を支援しました。専門家の一人である西海岸の大規模な非営利団体のマーケティング・コミュニケーション担当ディレクターは、電話でのコンサルティングを通じてインサイトを共有するだけでなく、最新のファンドレイジングカレンダー、団体のウェブサイトへのメッセージ提案、予定されているOp-Ed(オプエド)記事の資料など、詳細なマーケティング計画を作成しました。
「このような素晴らしい団体と、他では話すことができないであろう専門家をつなげることで、この団体の成長に貢献できたと実感しています。GLGのインサイト・ネットワークの専門家が、積極的に協力する姿を見られたことは、忘れられない素晴らしい経験です。」 – オースティンオフィスのスタッフより
「ソーシャルインパクトのプロジェクトに取り組むことで、私たちは何か意味のあることをしている、世界をより良くしているのだと実感することができます。」– ダブリンオフィスのスタッフより
「エグゼクティブが私たちの取り組みに対する感謝の気持ちを直接伝え、GLGの価値を説明してくれたことは、心温まるものでした。このようなポジティブでリアルな方法で支援できることは、非常に素晴らしいことだと思います。」– 香港オフィスのスタッフより
「私には乳がんに罹患した親しい家族や友人がいるので、私にとって共感できるプロジェクトに取り組めたことはとても特別なことでした。」– シドニーオフィスのスタッフより
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