CEOは世界経済成長に強気である一方、サプライチェーンの混乱、労働市場の競争激化、地政学的不透明感を懸念
世界最大のインサイト・ネットワークであるGerson Lehrman Group, Inc(本社:アメリカ ニューヨーク市、以下「GLG」)は26日、470人以上のCEO(最高経営責任者)に2022年の優先課題と見通しを尋ねた、第3回 世界CEO調査の結果を発表しました。調査結果によると、CEOはこの先1年について強気であることが分かりました。68%が自社の企業の売上高が今後1年間増加すると確信を示しています。71%が世界経済は成長すると考えており、一年前の調査で行った同質問への回答51%を、20ポイント上回りました。
GLGは世界最大のインサイト・ネットワークであり、ビジネスの重要な意思決定者を成功に導くための、インサイトを提供しています。GLGのインサイト・ネットワークは、世界最大かつ最も多様な一次情報・専門知識のプールであり、毎週数千人の有識者を新たに採用しています。
今年の調査の中心テーマは、パンデミックの影響となりました。CEOはサプライチェーンの混乱が2022年の経済に最も大きな影響をもたらすと予測し、92%の回答者がこの問題が自社に影響があると予測しています。企業の状態が完全に元に戻ったと回答したのは、21%にとどまりました。
GLGのCEOであるPaul Todd(ポール・トッド)は「CEOはこの先1年の経済に楽観的である一方、調査結果はビジネスリーダーが取り組まなければならない、いくつかの主要な課題を明らかにしました。現下のパンデミックとそれに関連するサプライチェーンの混乱に加え、不確実な金融政策、変化する規制・法制上の優先課題、地政学的な不確実性、人材確保と維持などが挙げられています。GLGではこうした問題に対処するために、価値があり実用的なインサイトへのアクセスを、お客さまに提供しています。」と述べています。
また、GLGのソリューション部門の責任者であるDavid Lansanah(デイビッド・ランサナ)は「約500人の回答があった今回の調査では、回答が一致する分野だけでなく、それぞれ異なる見通しや期待についても明らかになりました。痛みや懸念事項はしばしば一致していますが、CEOはそれに対応するために、各社で異なる解決策を取り入れています」と述べています。
GLGの調査チームは、本調査を2021年11月に実施し、その結果を分析しました。調査結果の全文はこちらのページより閲覧、ダウンロードいただけます。(近日中に、日本語版レポートの公開を予定しています。)
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