ダイバーシティ・ステートメント

  • 2021年1月

    GLGは、プロフェッショナルのあらゆる重要な意思決定にインサイトの力をもたらすことを目標として事業を展開しています。GLGの事業は実務的な専門知識と多様な視点に基づくものであるため、当社の行動および存在においても、ダイバーシティ、公正、インクルージョンは中核をなしています。この取り組みは、優れた能力と共感力の両立を図り、クライアント、有識者、チームメイト、コミュニティとの関係を構築する際の指針となる、GLGの公式方針と価値観に反映されています。

     

    GLGの取り組みGLGでは、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の実績や進捗状況などを最高ダイバーシティ責任者(CDO)主導のもと定期的に見直しています。2020年、当社のこれまでの取り組みを強化し、綿密なアクション・プランを策定しました。中でも、より多様な分野からの人材採用、GLG独自の有識者を活用したトレーニングや研修、および国際的なダイバーシティ・ネットワークの構築に力を入れています。このネットワークは、採用活動や支援活動、人材開発や社内教育に加えて、GLGの従業員が経験を共有し、互いに支え合うための安全な場を提供することを通じて、多様性に富んだ職場の実現を促進しています。ソーシャル・インパクト活動により、寄付金を増額し、人種差別撤廃を推進する組織へのプロボノ活動(無償専門活動)も強化しました。

     

    差別を許容しない方針GLGは、長年にわたって、報復行為の禁止を含め、ハラスメントおよび差別を許容しない方針を貫いてきました。すべての従業員に毎年の研修を義務付け、何らかの懸念事項が生じた場合に備えて確実に通報できる方法を広く周知しています(匿名の内部通報用ホットラインを含む)。誠意と尊敬をもって働くことのできる労働環境を整えることは、すべての従業員にとってメリットとなります。

     

    雇用主として機会均等を推進する企業:GLGでは、専門的な能力に直結する個人の実績と資質のみに基づいて人材採用を行っています。GLGは、人種、信条、肌の色、宗教、性別、性的指向、性自認/性表現、国籍、心身障害、年齢、遺伝情報、軍歴、配偶者の有無、妊娠もしくはそれに伴う状況、または法律で保護されるその他すべての事柄を理由に従業員または採用希望者を差別することはいたしません。

     

    サプライヤーおよびベンダーGLGは、様々なサプライヤーとの取引を行い、その多様性も強化します。そのために、現在のネットワークの中から多様なサプライヤーを指定することでその活用をさらに押し進め、多様なベンダーとパートナーシップの構築を重視する取り組みを開始します。

     

    GLGの有識者一部のメジャーではない分野には注目が集まりにくかったという歴史的に残念な事実があった一方で、GLGはネットワークの有識者の数と多様性の拡大に取り組んでいます。これは、すべての分野において取り組むべき課題であると考えています。プロジェクトに参加する有識者を選定する際、GLGは有識者の経験、知識、技術、能力に関する詳細な質問への回答や過去のやり取りから得られた情報に基づいてのみ選考しており、人種、性別、その他の属性は一切考慮していません。これは、最適な有識者を的確にクライアントとマッチングするためには、クライアントのニーズと有識者の知識や提供できる内容に基づくべきであり、それ以外の特性に基づくべきではないという当社の信念を反映しています。

     

    GLGの誓約長く続いた不公平への解決策に向けて多くの人々が一丸となっている今の時代だからこそ、GLGのダイバーシティ、公正、インクルージョンへの取り組みは深化しています。GLGは、他者との違いが自らをよりスマートにするという信念を持っています。GLGの目的と価値観に基づいて、一人ひとりの従業員が活躍する機会を得られる企業作りに邁進します。また、クライアント、有識者、サプライヤーと共に、継続的に課題の解決に向けて前進し続けることを約束します。