沿革

  • 1998

    GLG(ガーソンレーマングループ)、投資家向けの分野別レポートに特化した出版社としてニューヨーク市で設立

    マーク・ガーソンとトーマス・レーマンが20代後半の時、100万ドルを調達して起業。アレクサンダー・サンタマンドが大学の最終学年の時に編集者として入社。当初作成していた業界の魅力的な有識者(研究者、科学者、医者など)によるレポートには、大きな技術革新や規制変更を迎えている業界について書かれていました。

    GLG(ガーソンレーマングループ)初期の業界レポート

  • 1999

    創業者のマーク、トーマス、アレクサンダーはレポートの発行以外にビジネスチャンスがあることに気がつき、企業のプライマリー・リサーチ実施方法を根本的に変革

    見込客の代理で多くのカンファレンスに出席したあと、アレクサンダーはイベントの間に行われている形式ばらない個人間、または、小さなグループの会話の力を目の当たりにしました。そこで、クライアントの要望と関連する有識者をつなげることができるインフラ構築に着手し、プロフェッショナル向けの新しい学習プラットフォームを作成しました。

  • 2000

    バイオテクノロジー関連投資家、医者、科学者の小さいグループでの朝食会の主催をニューヨーク市のイエールクラブで開始

  • 2001

    ヘルスケア、テクノロジー分野を超えて、電力・エネルギー業界に進出(後の工業・エネルギー業界向けサービス)

  • 2002

    各地域でビジネスを拡大させ、サンフランシスコ、ボストン、ロサンゼルスにオフィスを構える

    厳選したミーティング、サーベイ、イベントなどを含む幅広い種類の製品やサービスの提供を開始しました。アレクサンダー・サンタマンドが社長兼COOに就任しました。

    GLGのアメリカのオフィス所在地(当時)

  • 2003

    ロンドンに、アメリカ国外初となるオフィスを開設

    法律、経済、規制関連業務などを含め、業務範囲をさらに拡大しました。

    イギリス ロンドン

  • 2004

    ベッセマー・ベンチャー・パートナーズ主導で、GLGの事業拡大に向け3,000万ドルが投資

    シカゴ、ワシントンD.C.にもオフィスを開設。多額の資金と工数を継続的に投資し、業界で技術的に最も優れた包括的なコンプライアンス・システムを構築しました。GLGの構築したシステムやコンプライアンス監視ツールは、アドバイザーの利益相反管理を管理し、クライアントによる独自の条件設定も可能にしました。

  • 2005

    テキサス州オースティンにオフィスを開設。当初は、7万人のアドバイザーのサポートに特化

    アジアに進出し、香港と上海にオフィスを開設。GLGの従業員数は200人を超えました。会計・財務分析、消費財・サービス、金融サービス、不動産など、業界のカバー範囲を絶えず拡大し続けました。

  • 2006

    アレクサンダー・サンタマンドがCEOに就任。金融サービス以外の事業領域を拡大し、現在ではフォーチュン1000企業やコンサルティングファームを含む程のビジネスに拡大を続ける

    インドとシンガポールにオフィスを開設

    アレクサンダー・サンタマンド

  • 2008

    シルバー・レイク・パートナーズが2億ドルを投資。GLGの成長は業界内で垂直的に加速。テクノロジーとコンプライアンス・システムを継続的に開発

    日本にオフィスを開設

  • 2009

    従業員数が約700人に。国際的な金融サービス分野での成長と、新しい顧客セグメントの成長に注力

    法律事務所やライフサイエンス企業にもサービスの提供を拡大。
    北京にオフィスを開設

  • 2010

    インサイダー取引に関する米国での起訴件数の増加により、投資調査に対する監視の目が厳しくなる。GLGのコンプライアンスへの取り組みと最先端のプログラムが、このような状況下でますます評価される

  • 2011

    従業員数が全世界で約750人に。その中の115人は営業担当、275人はリサーチの専門家、20人近くの法務・コンプライアンス担当者が在籍

    GLGのタウンホールに参加するスタッフ

  • 2012

    GLGソーシャル・インパクトが開始。非営利団体との協業を行うため、GLGの学習プラットフォームをソーシャル・セクターに提供

    GLGソーシャル・インパクト・フェロー

  • 2013

    従業員数が全世界の21のオフィスで900人を超える。インサイト・ネットワークとして、37万5000人を超えるアドバイザーを管理

    エグゼクティブの学びとメンターシップに焦点をあてたGLGインスティテュートを創設(米国提供サービス)

  • 2014

    当初の顧客ベースをはるかに超えるアプリケーションで、トッププロフェッショナルの学習方法を変革するという、より幅広いミッションを公式化

    GLGは、複雑さを増すビジネス、規制、技術環境で事業を行うエグゼクティブ向けに、GLGインスティテュートを創設しました。著名な経営者、技術者、科学者、政策責任者と共に、メンバーは集中的な相談、アドバイス、ネットワーク構築を行います。また、GLGはグローバル本部をニューヨーク市のワン・グランド・セントラル・プレイスに移転し、主要なソーシャル・インパクト・プログラムであるGLGソーシャル・インパクト・フェローシップを創設。世界中のソーシャルセクターのリーダーが無償でメンバーシップにアクセスできるようにしました。

    マイケル・ビェルートによるGLGのロゴデザイン

  • 2015

    GLGはアドバイザーの会員数、提供サービス、世界的な存在感を継続して拡大。SFWキャピタル・パートナーズによる2億1200万ドルの戦略的株式投資で最高潮へ

    従業員数は世界12カ国、22のオフィスで1,100人を超えました。インサイト・ネットワークのメンバーシップは42万5000人を超えるソートリーダーや有識者で構成されています。クライアントには、フォーチュン500のほとんどの分野の企業や、世界的で有数のコンサルティングファーム、金融機関が含まれています。GLGは有識者がそれぞれの見解やインサイトを共有する、初の動画シリーズ「GLGの有識者(Expertise at GLG)」を開始しました。大手情報企業・ソフトウェア企業への投資に特化したSFWキャピタル・パートナーズがGLGの継続な成長を支援するために約2億1200万ドルの戦略的投資を行い、GLGの筆頭株主となりました。

    「GLGの有識者(Expertise at GLG)」で話す、GLGソーシャル・インパクト・フェローのキア・ウィリアムズ

  • 2016

    GLGの登録アドバイザーが世界で50万人を超える

    GLGは調査でサービスの拡大を続けています。アイカーン医科大学マウント・サイナイ校のアーノルド・グローバル・ヘルス研究所と提携して、マウント・サイナイ- GLGグローバル・ヘルス奨学金プログラムを設立しました。

  • 2017

    過去最高の売上と利益を達成。従業員数は1,500人を超えるまでに拡大を加速

    香港、ムンバイ、ダブリン、シンガポール、ドバイで、より広い新しいオフィスに移転。オースティンのオフィスの規模は2倍になりました。また、新しい動画シリーズも開始。GLGソーシャル・インパクトのソーシャル・インパクト・フェローシップの成功が認められて新しく6名のフェローが加わり、フェローシップ・コミュニティの人数は36名となりました。

  • 2018

    テクノロジー分野のエグゼクティブ、ポール・トッドがCEOに就任。「プロフェッショナルのあらゆる重要な意思決定にインサイトの力をもたらす」という、新たな価値を掲げる

    従業員数は1,800人に増加。インサイト・ネットワークのアドバイザーの数は65万人に拡大。そして、上海、オースティン、ソウル、ニューヨークをより広いオフィスに移転しました。超党派の政策提言企業シビック社のブルース・リード氏による独自のレポートには、より賢明かつ迅速な意思決定のために企業と有識者をつなげるGLGのようなプラットフォームの起源が詳述されており、この分野が10億ドル規模の産業へ発展していく様子が描かれています。GLGソーシャル・インパクト・フェローシップは新たに9名のフェローを迎え、合計で45名のソーシャル・セクターのリーダーが参加しています。

    全社のタウンホールで、CEOポール・トッドがCMOジェニファー・ブルックスを紹介

  • 2019

    5,000万ドルのテクノロジー関連の支出を含む、大きな戦略的投資により、成長の新しい波を迎える

    従業員数が2000人を超え、インサイト・ネットワークのアドバイザーは90万人を超える程に拡大しました。リーダーシップチームに新たなシニア・エグゼクティブを数名迎え、テクノロジー、マーケティング、サービス・イノベーション分野などへの積極的な投資を統括しています。GLGソーシャル・インパクト・パートナー・プログラムを立ち上げ、すべての全ての従業員が非営利団体を推薦し、無料でアクセスできるようにしたことで、GLGのソーシャル・インパクト活動が大幅に拡大しました。

    GLGの新しいパーパス・ステートメント

  • 2020

    COVID-19によるパンデミックの間も業績は好調、革新を続ける。パンデミックの対策や人種差別撤廃に取り組む数百の団体にプロボノ活動を提供する一方で、揺るぎない財務状況を記録

    GLGは、パンデミック中も解雇、一時帰休、給与カットを行うこともなく「思いやりを組み合わせて高い成果を上げる」と定義してリモートワーク文化を推進し、堅調な売上と利益を達成してきました。2020年のソーシャル・インパクト活動ではCOVID-19の救済と人種的公平性に焦点を当てて1億人以上の人々を対象とする数百の組織を支援し、これらの問題に取り組む新しいクラスのフェローを指名しました。意思決定者へのインタビューを収録したポッド・キャスト「決定要因(Deciding Factors)」も開始しました。GLGは、ファストカンパニーの「ワールド・チェンジング・アイデア」コンテストで表彰されました。また、ジェマ・ポスルスウェイトを取締役に迎えました。

    COVID-19パンデミックの最中、GLGのスタッフは有識者の助けを借り、協力し合い、団結しました。
  • 2021

    ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団の企業平等指数で「Best Place to Work for LGBTQ Equality (LGBTQの平等において最高の職場)」として評価

    2020年3月のパンデミック以降、柔軟なハイブリッド勤務モデルに移行していた中、初めて社員がオフィスに集まり顔を合わせて仕事を開始しました。

    LinkedInが、GLGをオースティンのトップ企業に選出しました。

  • GLGの市場調査チームと製品をさらに拡大

    GLGは、アンケート調査、対面・オンラインのフォーカスグループ、ワークショップ、ディスカッションパネル、モデレーターインタビューなど、さまざまな製品で市場調査の能力を拡大しています。

  • GLGアドバイザーが100万人を突破。毎週、数千人の新しい有識者をリクルーティング

    GLGのビジネスの根幹ともいえる、GLGアドバイザーの数が100万人を超えました。

    GLGは、米国フィラデルフィアに新しい顧客サービスセンターを開設することを発表しました。

  • 2022

    ミュンヘンとバルセロナに新しくオフィスを開設。ヨーロッパのクライアント企業により充実したサービスと幅広い言語での対応を提供

    グルグラムとムンバイでは、より広いオフィスに移転。

    GLGの ”Insights with Impact” レポートはFast Companyの2022年 ”World Changing Ideas Award” を受賞しました。

  • 2023

    GLG創立20周年を祝賀

    GLGは、25年間、業界の創業者かつリーダーとして世界でもっとも信頼される、実体験に基づくインサイトの情報源であり続けています。そして、クライント企業がますます深刻化する課題に対処できるよう、専門的なサービス、拡張されたソリューション、および、グローバルな事業展開でご支援しています。

    GLGは、有識者とクライアント企業の案件をマッチングさせるアルゴリズムの改善など、GLGアドバイザーの経験の向上に努めています。

    また、調査に強力なインサイトを与えるGLGサーベイや、数万のコンテンツをオンデマンドで提供するGLGライブラリーなど、製品の開発と提供を加速させています。

  • 情報サービス業界で長年業界を率いるリーダーである、Gemma PostlethwaiteがCEOに就任

    CEO就任にあたり、Gemmaは自身の役割と会社の将来について「私は、情報サービス分野で顧客中心のグローバルビジネスを成長させることに情熱を注いでおり、これまで築き上げられてきた基盤と共に、GLGを今後さらに優れたビジネスにできると確信しています。」と、熱い思いを語りました。

  • GLGソーシャルインパクト活動の10周年という大きなマイルストーンを達成。新しい顧客サービスセンターでグローバルな拡大を続ける

    GLGのソーシャルインパクト活動は、第10期目のフェローを迎えました。

    米国のフィラデルフィアに、GLGの新しいオフィスが開設し、オフィス開設を記念したセレモニーではジム・ケニー市長によるテープカットが行われました。また、GLGはマレーシアのクアラルンプールに進出し、APACで11番目の拠点を開設しました。

    Bloombergとのコンテンツパートナーシップについて発表しました。

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